遅ればせながら♪ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012♪最終日その2

ここでは、「遅ればせながら♪ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012♪最終日その2」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今更ですが、ラ・フォル・ジュルネ2012の最終日レポート第二弾です。

間が開いてしまった間に、公演の前後にちょこっと書いていたメモを紛失してしまいました。(><)よほどスルーしようかと思ったのですが、そんなことをするとまた放置が長くなりそうですし、せっかく楽しんだ音楽祭なので、脳内フラッシュメモリに僅かに残った記憶だけでも残しておこうと気を取り直しました。

5日は天気も良く、地上広場のキヨスクコンサートでは陽気な歌声が流れ、展示ホールはバレエ音楽で盛り上がり、丸の内周辺でのコンサートも楽しみながら素敵な一日を過ごしました。写真は展示ホールにあったフランスのフローリスト、マルク・バルボーさんの作品、ペトリューシュカ・火の鳥・春の祭典だそうです。生け花というよりは、生花でつくった豪華なオブジェという感じですね。

最終日の午後だったので、いろいろなショップでプレゼントとして提供していたドロップ入りマトリョーシカポシェットが手に入らなかったことだけが心残りでしたが、冷静になって考えると付けて歩くわけにも行かないので、まぁ良いかと。←負け惜しみ

そんな訳で、薄い記憶に頼った、いつもより更に薄い感想ですが、ご興味のある方は続きからどうぞ。

2012-05-05 15.06.58

2012-05-05 15.06.44

2012-05-05 15.06.31
ラ・フォル・ジュルネ2012年の最終報告によると、動員数は周辺も合わせて46万人、出演者は2097人、公演は周辺を含めて351公演とのことです。前半は天候が悪かったお陰で出足も良くなかったそうで、チケット販売率も8割に届かなかったのは残念ですね。最初の数年はすぐに売り切れてしまった公式CDも最終日まで残っていましたし、グッズもまだありました。企業協賛などの台所事情も大変なのか、個人協賛も検討している様子でした。せっかく丸の内周辺に定着しつつあるイベントなので、事務局には頑張って欲しいところです。管理人は「熱狂の日フレンズ」にも登録していますが、チケットの先行販売の時期が早すぎて予定が決まっていないので、がっつり買うのには躊躇してしまいます。他にも通年で参加出来る企画があれば良いな、なんて思います。

と言うわけで、私にとって最後の公演はカペラ・サンクトペテルブルグの合唱曲で始まりました。「晩祷」はタイトル通りロシア正教のために書かれた曲で、交響曲やピアノ曲とは全く違う、今まで知らなかったラフマニノフの別の面を覗いたようでした。ドラマチックだったり、ロマンチックだったりという意味での「ロシア」的とは違う、スラブの土地の匂いと宗教的な崇高さが混ざったロシアンな香りがしました。

合唱団が歌い出した途端に、重なり合うアカペラでの合唱の響きが、コンサートホールというよりは、「国際会議場」の雰囲気があるホールAを教会に変え、500年の歴史を誇る合唱団という期待に見事に応えてくれました。見当違いかもしれませんが、全員の歌い方を合わせる、所謂合唱コンクール的な歌い方との違いを感じます。聖歌(とラフマニノフの創作の組み合わせ)なので、声明を思わせるような節を付けた「祈り」のように聞こえます。人の声は心を震わせるものだと、今更ながらに感じさせられました。この曲を聴いて、今回のテーマである「Le Sacre Russe」を実感することができました。

二曲目は合唱交響曲「鐘」で、有名なピアノ曲とは違うものです。エドガー・アラン・ポーの詩(ロシア語訳)にラフマニノフが曲を付けたそうです。席の位置のせいか、時にソリストの声が合唱に埋もれてしまうことがあり、残念ながら合唱ほどは感動しませんでしたが、もう一度聞き直したい魅力のある作品ではありました。人を集めるような始まりの鐘は疾走感があり、祝福する鐘では幸せを感じましたが、騒乱と警告の鐘から弔いの鐘へは壮大というより、人生について考えさせられる感じでした。帰ってから改めて詩の内容をチェックしてみると、第一次世界大戦を前に人生の歩みをさまざまな鐘で表現しており、ラフマニノフ本人が最も気に入っていた作品の一つとのこと。うーん、やはり予習しておけばより作品の良さを感じ取れたかも。

ところで、来年の音楽祭テーマは「フランス音楽とスペイン音楽」だそうですね。

フランスやスペインの「作曲家」ではなく、パリなどに集った作曲家の作品を幅広く紹介してくれるようで今から楽しみです。2012年はロシアがテーマだったせいか、フルオケかピアノが多くいつもより器楽が少なかった気がするので、来年は小編成の器楽が増えると良いなと思ってます。せっかくですから、木管のアンサンブルとかね。
ほら、ファゴットも良いけどバッソンもね、って言うでしょ?ポールしか言わないか。(笑)


5月5日16:30-17:15
ホールA(プーシキン)

ラフマニノフ:晩祷 op.37より 第1番、第6番、第12番
カペラ・サンクトペテルブルク (合唱団)
ヴラディスラフ・チェルヌチェンコ (指揮)

ラフマニノフ:詩曲「鐘」 op.35
ヤーナ・イヴァニロヴァ (ソプラノ)
スタニスラフ・レオンティエフ (テノール)
パヴェル・バランスキー (バリトン)
カペラ・サンクトペテルブルク (合唱団)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス (指揮)
コメント
この記事へのコメント
はも♪様

大変ご無沙汰しています。
体調不良その他で長く留守をしていましたが、そろそろマイペースで更新が出来そうです。
ご心配をおかけしてすみませんでした。

> ラフォルジュルネ、私も「晩祷」と「鐘」のコンサートを聴きましたよ。
> あの時、同じ空間にいたのですね^_^
一緒に聴いていたとは!合唱を良くご存じのはも♪様の感想を是非聞きたいと思っていたのですよ。
願いが通じた様で、とても嬉しいです。

> ロシア正教のロシア語の祈りの歌に、聖歌隊に所属する身として興味津々でしたが、ソプラノパートが思い切りビブラートを効かせていたので、ビックリ。
> (私の知ってる宗教曲はノンビブラートが常識なので…)
> でも低音パートが良くて、魂に響くようでした(最重低音がすごかったです)
> 低音パートが良いのは声だけでなく、
> 男声2列目の右から2番目と3番目の若者が、2人ともタイプの違う超イケメンv-238で、ついついオペラグラスでガンミしていた、ミーハーな私です^_^;
ソプラノの方は宗教曲というより、押し出しが強くてオペラみたいだと感じました。
私もソリストより男声合唱に注目していたので、邪道だと思っていたのですが、はも♪師匠のコメントに一安心しました。(笑)

> 音楽のお祭り、今年も満喫できて幸せでした♪
> 来年もぜひ行きたいものです^_^
> そして、来年のラフォルジュルネのろめいん様の感想記事も楽しみにしています♪
台所は厳しそうですが、楽しい祭りを頑張って続けて頂きたいものです。
私のは感想というほどのものではないですが、そう言って頂けて嬉しいです。(*^^*)
来年も行きたいです♫

過疎地のブログではありますが、時々遊びに来てやって下さい。
はも♪様も合唱やお家のことでお忙しいとは思いますが、どうぞご自愛ください。
2012/05/25(金) 23:20 | URL | ろめいんれたす #-[ 編集]
ろめいん様、お久しぶりです。
相変わらずお忙しそうですね。
お体を大事になさってください。

ラフォルジュルネ、私も「晩祷」と「鐘」のコンサートを聴きましたよ。
あの時、同じ空間にいたのですね^_^


ロシア正教のロシア語の祈りの歌に、聖歌隊に所属する身として興味津々でしたが、ソプラノパートが思い切りビブラートを効かせていたので、ビックリ。
(私の知ってる宗教曲はノンビブラートが常識なので…)
でも低音パートが良くて、魂に響くようでした(最重低音がすごかったです)
低音パートが良いのは声だけでなく、
男声2列目の右から2番目と3番目の若者が、2人ともタイプの違う超イケメンv-238で、ついついオペラグラスでガンミしていた、ミーハーな私です^_^;

あとは、ユーリ・フォヴォリンさんのラフマニノフのピアノ協奏曲3番と、川久保賜紀さんのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いてきました。
いずれも素晴らしい演奏でした。

帰り道には、満月。
いつもの満月より14パーセント大きく、30パーセント明るいという(NASA比)スーパームーンを主人と眺めながら帰りました。

音楽のお祭り、今年も満喫できて幸せでした♪
来年もぜひ行きたいものです^_^

そして、来年のラフォルジュルネのろめいん様の感想記事も楽しみにしています♪



2012/05/23(水) 01:11 | URL | はも♪ #sZuhNn5s[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://intermissionbyromain.blog76.fc2.com/tb.php/345-1aaeef81
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
管理人の承認後に表示されます
2012/05/21(月) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。