のだめ・カンタービレ視点のクラシック考:指揮者編

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前回真っ白になってしまった千秋の行方が激しく気になりますが、この地域は早売りはないので最新号を手に入れるためには月曜日まで耐えなくてはなりません。あまりに気になるので、リアル指揮者の方々を勝手な解釈で漫画に重ね合わせてみました。
指揮者の修行時代を書いた本といえば小澤征爾の「僕の音楽武者修行」と佐渡裕の「僕はいかにして指揮者になったのか」が有名です。どちらもブザンソンに乗り込んで優勝し、欧米で評価されるまでを活き活きと描いていて、読むだけでエネルギーがもらえる本です。

小澤は24歳で貨物船で日本を出てスクーターで欧州を駆け回り、言葉も通じないコンクールで見事優勝。優勝のインタビューでこのレベルの知識は日本の音楽教育では常識だと答えてジャーナリストを煙に巻いたのはさすが世界のオザワです!その後小澤はカラヤンとレナード・バーンスタインに出会い、その後の活躍はご存知の通りです。

先日亡くなられた岩城宏之の「音の影」によるとシュトレーゼマンはカラヤンの黄金時代のベルリンフィルの支配人の名前で、ナチス・ドイツになる直前のドイツ首相の息子だそうです。ミルヒーはママの味じゃなくて(笑)牛乳でしたね。そしてカラヤンがモデルなのは外見だけですよね?

一方佐渡がバーンスタインに憧れ、音大でフルートを専攻しながら、猪突猛進に指揮者を目指した日々は漫画のようで、特に女子高の吹奏楽部を指導したくだりは、まるでスイングガールズみたいです。(見てませんが;)タングルウッドで小澤に見出され、レニーのアシスタントとなった後は国内外で成功を収めたわけですが、パリの由緒あるオーケストラ、コンセール・ラムルー管弦楽団を立て直し、定期会員を一挙に4倍増させたことでも有名です。千秋も同じようにマルレ・オケの立て直しに成功して欲しいものです。

ところでダ・ヴィンチの「のだめ」特集で音楽関係者がリアル千秋に認定した金聖響は現在注目されている若手指揮者ですが、彼も指揮者としての専門教育を始めたのは遅く、ボストン大学で哲学を勉強しながら小澤のコンサートに通い、独学で総譜を勉強していたそうです。その後タングルウッドで小澤の教えを受け、そこで出会った友人、現新日フィルの音楽監督のクリスティアン・アルミンク(千秋とジャンの友情!)の勧めでウィーンに行くことになったんだそうです。ウィーンでは佐渡をはじめとする日本の指揮者との出会いがあり、日本での仕事につながったとか。

聖響がリアル千秋に推された理由をオケ・メンバーに聞いてみたいです。カズオだからか(笑)どうかは不明ですが、男前なルックスだけではないことはコンサートのプレトークやインタビュー、ブログでの発言でも確かです。共通しているのは勉強熱心で理知的、ストレートな物言い、音楽に対しては熱く、音楽を素直に楽しむ心を大事にしている点でしょうか。

今挙げた3人の指揮者は皆突出した才能があり、人の何倍もの努力をしていても当然として認識しているようで、重要なのは一流の指揮者になるという強い意思と人との出会いだと力説しています。聖響がインタビューに答えて、今やりたいことが沢山あって走るしかない、どんなに勉強に忙しくても楽しんでいるので、努力していると思ったことはないと語っていましたが、今の千秋にも重なります。凡人としては想像するほかはありませんが、天才にとっては自分の音楽を手に入れる事が目的であって、成功とはその為の手段なのではと感じました。

二宮さんはいろいろな音楽家のエピソードを消化した上で漫画に取り入れていますが、参考にしたであろうエピソードを見つけるたびに作品のリアリティを改めて認識します。今回も指揮者の物語をなぞりながら、こんなスーパーな人はいないと思っていた千秋の事を「本当はいないけど、いるかもしれない」と感じられました。本当こんな指揮者がいたらオーケストラの定期会員はすぐに女性で何倍にも増えることでしょうね。(爆)

関連タグ : のだめ, 黒木,

コメント
この記事へのコメント
セリンちゃん、

合格おめでとうございます!知らせて貰って嬉しかったです。
長い間、勉強お疲れ様でした。ぜひまた遊びに来てください♪
ヴァイオリンも聴かせて欲しいです。

変なことばかり書いているブログですが。宜しければまた読んで下さい。
2010/01/23(土) 14:26 | URL | ろめいんれたす #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/01/22(金) 23:21 | | #[ 編集]
>カズオだからか(笑)

の、カズオってどういう意味ですか?
のだめのコミュのどなたかの書き込みにもあったような。

>クラシックニュースのインタビューは動画で見られますよ。

ありがとうございます。realPlayer が必要だったので、早速インストールして、観ました!
楽しい話をたっぷり聞けました。金聖響さんは本当に音楽が好きなんですね~。
私も仕事をこんなに好きになれたら楽しいんだろうにな。
2006/10/13(金) 00:48 | URL | milk dipper #0u9lAjE6[ 編集]
おおぅ、milk dipperさん、ようこそいらっしゃいませ。
某所ではいつもお世話になっております!

ダ・ヴィンチによると音楽関係者が口を揃えて「千秋そっくりな指揮者がいる」と挙げたそうです。本人も「のだカン」読んでいるそうです。

ナマ聖響さん、ほんとにカコ良いですよね。連続でコンサートに行ったとはうらやましいです。年末行けると良いですね。私は2月のチャイコの悲愴を狙ってます。

以前コメントしたかもしれませんが、金聖響さんの田園は最前列で聴きました。ええ、千秋振りを確認しに行った訳です。(笑)

プレトークでは例の関西弁で、自分の言葉で語ろうと努力していましたよ。頭が切れるだけでなく、自分を客観的に見れて、素直に音楽を楽しんでいる様子に好感度。音楽ではピリオド奏法で作曲家の意思を改めて確認しているようですが、他にも新しいな試みにチャレンジして、頑張ってますよね。そう、ルックスだけでなく音楽もたいしたものですヨ。(byのだめ)

先日トップランナーに出てからはブログの方もアクセスがすごく増えたようですね。5月のものなので、すでにご存知かもしれませんがクラシックニュースのインタビューは動画で見られますよ。彼の考え方やパーソナリティーがよく表れていたように思います。
http://www.music.co.jp/classicnews/interview/library105.html#508

それでは、また遊びにいらしてください!
2006/10/09(月) 23:59 | URL | ろめいんれたす #VWFaYlLU[ 編集]
先月、今月と続けて金聖響の指揮するコンサートに行ってきました。
もちろん、イケメンと評判の指揮者をひと目見んと行ったわけですが、先月は、遠目だから顔の良し悪しはわからず(笑)指揮の後姿がしなやかで好きだな、と思っただけでした。
でも、先日は、指揮者と相対するP席。オペラグラスで見た彼の指揮姿はため息がでるほどカッコ良く・・・不覚にもハマッてしまいました。
そういえば、P席はやたら若い女性が多く、私の左となりの子の携帯待ちうけは彼の写真でした。
次回のチャンスとしては、ミューザ川崎のジルベスターコンサートで振るんだけど、大晦日に主婦が家を空けられるだろうか・・・・

>ダ・ヴィンチの「のだめ」特集で音楽関係者がリアル千秋に認定した金聖響

これは知らなかったです。言われてみれば、重ねるのも無理ないかも。

>クリスティアン・アルミンク(千秋とジャンの友情!)の勧めで

そうなんですか。イケメン同士で、本当にマンガみたい。
23日、サントリーホールでアルミンクのマーラー1番と、ラプソディ・イン・ブルーを聴く予定があります。
マングースのラプソディ・イン・ブルー、ちゃんと聴くのは初めて。楽しみです。
2006/10/09(月) 21:05 | URL | milk dipper #0u9lAjE6[ 編集]
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