のだめカンタービレ Kiss感想: Lesson 115

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長かった休載がようやく終わり、いよいよファン待望の連載再開デス!
表紙+巻頭カラーで再始動した物語の主役はやはりのだめでした。

パリに集結したR☆Sメンバーが前半を振り返り、今後の波乱を匂わせる今回。才能を持て余しながらも自分の将来に無自覚なのだめは、いつ覚醒するのか?音楽と向き合うとはどういうことなのか?あっさりとした流れにちりばめられた要素を拾いながら、今回もまた二ノ宮さんの世界に遊ばせてもらいました。

久しぶりにのだめがストーリーを動かして行く様子に、今までのパリ編は千秋が主役だったことを改めて感じます。そして峰とともに黒木くんが進行のガイドを務めているのは嬉しいことです!

出張の谷間で仕事が山積み。課外活動とボランティアなどプライベートも目白押しのこの頃なので、ブログに時間を使える状態ではないのに、連載再開やら単行本発売やら黒木くんバースデーが重なります。世の中そんなものかもしれませんね。(^^;
という訳で今回もA4で5ページの超・長文になってしまいました。

いつもながら感想というより、作品から触発された妄想をお伝えしているようですが、ラヴェルのピアノ協奏曲を聴きながら書いた感想の続きはこちらからどうぞ。
今回の隠れモチーフはウサギ?

表紙のファッションは黄色いマフラーとミニのプリーツスカートがポイントでしょうか。毛糸の帽子も手作り風で可愛いいですよね。仕上げは赤い手提げに合わせたサンドイッチのトマトかもしれませんが。(笑)手提げバッグのハートが逆さな所が二ノ宮さんの甘くないところで、そんなあまのじゃくなディテールも好み。
ウィンドーのウサギがのだめをうかがっています。可愛くないけどヨーロッパではこっちが普通だな思っていたら、例の変態の森ウサギも出演しています。以前にわとりが隠れモチーフだと勝手に認定した回がありましたが、今回はウサギを認定することにします。

同じところを見つめ、違うところを思う二人
扉では主役のツーショット。フランスにススキがあるかどうかは知りませんが、藍色の空や黄金色の月など、色の組み合わせは和風ではありませんね。こういうツーショットは二人が違うところに視線を向けていることが多かったので、完全に同じところを見ている姿は新鮮です。同じように満月を見つめていても、深い海に思いをはせる千秋とウサギを探すのだめの思いは重なりません。

過去と未来を呼び起こすコンクール

ピアノコンクールの本選の課題曲の一つはラフマの2番。千秋とミルヒーが奏でるコンチェルトを聴いて、あんな風に弾きたいと寝食を忘れて練習した頃。あの頃はまだ千秋と2台のピアノで弾くことで満足していたのだめですが、今は違います。思い出の曲を聴き、のだめはオケとコンチェルトを演奏することを切望しますが、それはまだ「一度コンチェルトを演奏したい」といったレベル。その先にあるものについてはどう考えているのでしょうか。

そして始まる次の曲に、のだめは文字通り目が開かれます。快活に、きらきらとオケとピアノの音が絡み、変態の森からウサギが飛び出してのだめは目を真丸くします。ウサギとともに街を走り、側転し、竜巻のように飛び跳ねて消えてしまうのだめ。曲を聴いてそこまで影響されてしまうのだめの素直な感性がうらやましい反面、これは完全に「聴く側」の反応だと感じました。
何を隠そう、私も初めてバレエを見に行った子供の時、高揚した気持ちが抑えられずに休憩時間に階段を駆け上がって踊り場でくるくるピルエットをしていました。自分に羽が生えたような気分になったあの瞬間の気持ちは大人になった今でも覚えていますが、そこまで我を忘れる事はもうないでしょう。そして私が本気で舞台のプロを目指している人間だったなら、いくつであっても、どんなに感動しても気持ちが飛んでいく事はなかっただろうと思います。

R☆S同窓会@パリ

千秋の部屋で、シャンパンで乾杯をする4人。清良のコンクールの結果は3位、賞金9000ユーロって約150万円ですかに!日本に帰れるとホッとする清良ですが、想像するのが裏軒チャーハンってところにさりげなく愛を感じますね。^^それと気になるコンマスの座は微妙なようです。きっと帰ったら高橋くんと壮絶な争いが待っていそうです。

日本に帰る清良をちょっとだけうらやましがる黒木くんですが、願うのはあくまでも一時帰国。何かを成し遂げないと本当の意味では帰れないんですね。そうそう、このまま帰ってはいけません!(鬼)

しんみりする黒木くんに追い打ちをかけ、峰はターニャとの仲をからかいます。「愛じゃないから!!」のセリフにほっとしたり、過剰反応にどきっとしながら、このあたりの展開に昔ののだめと千秋を思い出します。同じようなパターンって芸がないのじゃ?と一人突っ込みをしているとインターホンの音とともに、もう真の主役が登場。ちなみにピンポン攻撃がビー攻撃に変わっているところ、芸が細かくて好きです。

そしてドアとともに文字通り飛んできたのだめ。人前だからか千秋は抱きとめずに伏せますが、気にせず跳馬のように飛び越し綺麗に着地。一緒に演奏したい曲を見つけて千秋に伝えようと飛んできたのだめですが、曲名を聴いて凍りつく千秋にはなにか事情がありそうです。

ラヴェルのピアノ協奏曲

ヴァイオリンチームは知らない曲だったようですが、オーボエやイングリッシュホルンが活躍する曲なので我らが黒木くんは良く分かってます。のだめにピッタリと推薦するこの曲は、ジャズっぽい部分のある第1と第3楽章も良いですが、管理人はファンタジックなピアノに木管が絡む第2楽章がラヴェルらしくて好きです。

木管はいろんな楽器が受け渡すのでオーボエとピアノという訳にはいかないでしょうが、黒木くんとのだめが奏でるラヴェルは聴いてみたいです。もちろん指揮は千秋で。のだめの色彩豊かなピアノに黒木くんのオーボエが絡むなんて、想像するだけでうっとりします。

初めて聴いた曲を嬉々として再現するのだめの才能を久しぶりに確認するR☆Sチームの中で、思い悩む千秋。初めのリアクションでは雅之がらみのトラウマか、自分自身で封印している曲か?と思いましたが、曲と嬉しそうに一体化しているのだめに向ける視線に、千秋自身というより、のだめを悲しませたくないのかな?と感じました。

ヨーダとべーべちゃん

オクレール先生に正対してコンクールに出たいと宣言するのだめ。音楽に向き合っていることを姿勢で示してアピールします。もちろん、そんなのだめの気持ちに左右される先生ではなく、あっさり切り捨てて今まで通りのレッスンを続けます。なぜ課題をやらなくてはいけないのか考えていない、目の前の音楽に向き合えていないと指摘され、コンクールはを却下されたのだめは沈みます。

一方、最近世話焼きが板についてきた黒木くんが峰をコンヴァトに案内します。干からびたのだめの変貌に焦る二人ですが、どうすることもできません。どうにかできそうな千秋は、さらにのだめを追いつめてしまいそうなRUI との協演曲の演目を見つめます。ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。よりによってなんでこの曲なんだ。

今回の揚げ足取り

恒例になった誤植探しですが、読者をためしているのでしょうか?
ミカリンもアルファベット関係には特に弱いようですね。(笑)ラベルのファーストネーム、Mauriceのスペルが間違っています。どうでもいいことではありますが、気分が冷めるので、それ位調べようよ、講談社。(笑)

今回の黒木くん

少し髪が伸びて、顎がシャープになった黒木くん。無地のシャツのボタンを1個外して少し大人っぽくなりました。お銚子とおちょこも似合うけど、ワイングラスも似合ってきたこの頃。男前もあがったかも、なんて思うのは管理人のひいきでしょうか。(^^;

峰にからかわれて目が四角くなる黒木くんは見慣れた姿。ターニャとの仲についてはコメントしませんが、今後の展開があるのならば、黒木くんらしく、なし崩しではなく気持ちの動きをちゃんと描いてくれることを願います。

今回のベストショットはラヴェルがのだめにぴったりと勧める前の「うん あの曲・・」のコマです。平凡ですが、口元をきゅっとして、曲の事を想像している様が絵になります。私の中の黒木くんはオーケストラの曲がすごく好きで、全体の中の役目を果たしながら曲全体を理解しようと努力する人です。ヴァイオリンなどとは全く違う、オーボエという楽器の役割や扱いから生まれたイメージなんですけどね。そんな勝手なイメージとこのコマはぴったり重なります。うーん、そろそろまた演奏しているシーンも見たいですね~。

今後の大穴予想

今回は大妄想大会です。細かい点まで想像してますが、別に希望ではなくあくまで予想です。あまり気にせず読み流して下さい。(^^;

R☆Sチームが清良のガラ・コンサートに連れ立って行くと、ピアノ部門の入賞者としてゆーとくんが登場。のだめはラフマニノフの2番を弾ききるゆーとくんに「コンクールにも出ずに、日本に帰ってピアノの先生でもやるの?」と指摘され大ショックを受ける。

目標を見失い、課題も進まずこのままでは試験も難しい状況ののだめ。そんなのだめにRuiとの演目を伝えられない千秋。

一方、卒業したら帰国しかないターニャとユンロンは勉強に専念する。征子ママがターニャを訪ね、もう一回だけチャンスを与える。そんな事は知らない黒木が自分の気持ちを見つめ直して、出した結論とは。。

今後の希望と展開

スポ根マンガで育った管理人としては、そろそろのだめに精神的に自立してもらって本当の意味でプロを目指してほしいんですよ。センパイに追いつきたくてここまで来たのだめですが、この先は自分で進むしかない。オクレール先生もそれが分かっていて、Ruiにものだめにも自分で考え、自分で望むことを教えているような気がします。

のだめはコンヴァト卒業の後なにを目標に定めるのか考えなくてはいけない時期に来ています。ターニャとユンロンを間近にみており、フランス留学も自分で決めてやってきたのだめですから、卒業後についてもなんらか考えているのでしょうが、まだヒントすらでてきません。もちろん天才的な変態で、宇宙人だから千秋のような計画的なアプローチではないでしょうが。。(^^;

こうやって読者をひきつける二ノ宮マジックに今回もまた、オン・ザ・手のひらな管理人です。(笑)

関連タグ : のだめ, 黒木, Kiss, オーボエ,

コメント
この記事へのコメント
トールポピー様、
ここは穏便に首席コンサートマスターとソロコンサートマスターを設けてみるとか。。一曲ごとに変えるとか。。(笑)
ヴァイオリン協奏曲などをやった日にはオケとソリストがケンカ思想ですね。(^^;
そんな楽しい?R☆Sオーケストラの様子も見てみたいですね。ジャンと仲良く話をする清良に嫉妬する高橋君とか。。(そっちかい)
2008/05/26(月) 22:37 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
こちらでもはじめまして!こんばんは!
清良と高橋君のコンマス争いの行方が気になりますが、のだめと千秋の行き着く先も気になってます。
2008/05/25(日) 21:57 | URL | トールポピー #0ej1hy.w[ 編集]
って、事はないと思いますが(爆)
ヨーダの愛のムチ、良く分かります。

千秋とRuiの協演はのだめも含めて全員の成長のきっかけになるだろうとは睨んでいましたが、こういう伏線だったんですね。(^^; 千秋はプロだから私情だけで演目を変えることは絶対ありえないでしょう。私がのだめだったらそんなの嫌だし。

そうそう、私も二人は恋人にしないで置いておきたかったですが、海外まで行って単なるお隣さんという訳にも行かなかったんでしょうね。(^^;それはそれ、これはこれ、で音楽的な成長と恋愛感情は別ということで。。

Ruiとのコンチェルトは、上海の協演やボレロからつながっているし、いよいよ最終決戦というか避けて通れない。Ruiだって、のだめとの出会いで脱皮しつつあるのだから、はーもに~♪さんの言うとおりすでに「音楽家」になっている二人とぶつかることでのだめもそうなって欲しいものです。

ところでエキストラ出演ですか!どのあたりに映ってるかこっそり教えてください。(笑)新春ドラマ楽しみですね。^^
2007/11/11(日) 11:56 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
最終楽章が始まりましたね。

ヨーダの心、子知らずな、のだめちゃん。
真一君とRuiちゃんによる、自分のやりたい曲…逆に、今度は冷静に音楽家としての立場で聴けるかもしれませんね。
本当の「音楽家」である2人の演奏を聴いて、自分に足りないものに気づいて欲しいです。

もし私が作家なら、真一くんとのだめちゃんを恋人の間柄にはしなかったかもしれないな、と思います。
キャラがかってに動き出して、情に流されてしまうのが怖いから…
冷たいようですが、ここで真一くんが情にながされて、曲を変えて欲しくないです。
真一くんとRuiちゃんの共演は、のだめちゃんのピアニストとしてのあり方にも関わってくるかもしれませんから。

そそ、22日、のだめ新春スペシャルのエキストラに行ってきますよん。(ミューザ川崎)
ドラマのメイキングを生で堪能してきますん♪

ろめいん様は来週は暑い国ですか…
お忙しいですね。体調を崩されませんように♡
2007/11/11(日) 10:19 | URL | はーもに~♪ #CFBCjnlI[ 編集]
レベッカさんこんばんは!

東京になじんでいればNYはそれほど違わない。。
って言ってたのは田舎のアメリカ人ですが、(笑)
一理あると思いました。

ところで長い感想を読んでくださりありがとうございます。
そのまんま千秋ってどこかの知事みたいですが(笑)
ご共感頂けました?

ラヴェル良いですよね。
マ・メール・ロワから聞くと良い感じでつながります。

実は来週は暑い国に行くことになりそう。
カセは帰って来たときが危ないです。
2007/11/11(日) 01:10 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
こんばんは、ろめいん様v
NYでのお仕事、いかがでしたか?NYレポも拝見しておりましたが、なにせ私の持つつたない知識では大したコメントもできず、申し訳ありません・・・(^^;)
今は違いますが、元・仕事柄、世界中の銀行にだけは詳しいんですけどね~(←まったく役に立たない笑)

やっぱり、黒木くんの反応はそのまんま千秋ですよね(笑)クロキスト様方はこの辺どう思ってらっしゃるのかな~なんて考えながら感想を書いていたので、ろめいん様のご意見が聞けて楽しかったです♪

ラヴェルの協奏曲、今回初めて聞いたのですが第2楽章私も好きです(^^)実は、第2楽章ってあまり惹かれないことが多いのですが(のだめの言うところのロマンチック~)この曲は素敵だな、と感じました。
ろめいん様の記事は勉強になります・・・(しみじみ)

お忙しいようですが、めっきり冷えこんできたことですしどうぞお体ご自愛くださいませ・・・。では。


2007/11/11(日) 00:10 | URL | レベッカ #rW513iq2[ 編集]
なつさん、こんばんは!

無駄に長い感想にお付き合い頂きお疲れ様です。^^
ラヴェルの協奏曲、とくに第二楽章を聴いてもらいたいです!いい曲ですよ。

そして、のだめのモノローグ、珍しいですよね。
のだ目の気持ちに寄り添うなつさんのコメントには、のだめへの優しさがにじんでいると思いました。

私は自分に甘く人に厳しいので(鬼)、「いつまでって、いつまでコンヴァトにいれると思ってるんだ!」とケリを入れるかもしれません。実際、仕事場ではそう言ってますね。ダーリンにも、ははは。。(^^;

立場上、オクレル先生の気持ちが良く分かるので(笑)、のだめサイドの気持ちが却って新鮮に感じます。

コンヴァトには行った時ののだめもそうでしたから、これ位ショックを受けさせないと変わらないでしょう?きついけど乗り越えて欲しい!というのがろめいんの愛です。(爆)

なつさんのレビューも楽しみにしてますね!

2007/11/10(土) 22:05 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
感想UP、早いですねー。あたしのとこでもやるので、見に来てくださいネ。

ラヴェルのコンチェルトはまだ聴いてません。以前教えていただいたアーカイブで発見したのですが、あたしのパソコン、恐ろしく音が悪くて、、、CD買うつもりです。見つかればの話ですが。

R☆Sメンバー同窓会@パリに、のだめが駆け込んできて、コンチェルトを弾くあたりまではノリノリで読んでいましたが、その後の展開には、泣きそうになりました。なんでえーーーーーーみたいな。あまりにも残酷すぎるオクレル先生の言葉。抜け殻みたいになってるのだめに、、、
悲惨な偶然の一致、、、、。何でRui、、、、許せん!!って思いました。

のだめの「イツマデヤレバイインデスカ」は、、、驚きました。のだめの初めてのモノローグ、ですよね。

千秋の「何でこの曲なんだ」ってのも、、、、、

実は、、、関係ないんだけど、今自分の中で大きな壁になってる問題に対する自分の気持ちと妙にシンクロしてて、、

余計泣きそうでした。

ここは、千秋に「俺はこの曲は振れない」って言い張って欲しいですが、、、、千秋はそうも行かないでしょうね。

また、、、のだめは美味しいところRuiに持ってかれるのかな、、、神様所長様、のだめちゃんに光を!!
2007/11/10(土) 21:27 | URL | なつ #-[ 編集]
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