青い地球は誰のもの?映画:earth(アース)を観て

ここでは、「青い地球は誰のもの?映画:earth(アース)を観て」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
年初から狙っていた映画、earthをようやく観に行くことができました。この映画に興味を持つ理由は、海を捉えたドキュメンタリーの「ディープ・ブルー」や「プラネット・アース」が好き、環境問題に興味あり、子供は500円なので、などいろいろだろうと思った通りいろんな年齢層の方が来ていました。

さすがはBBCの制作は、長期にかけて世界中をロケし、また世界に数台しかない特殊な装置はハイスピードカメラなどを活用して季節の移り変わりをカメラに収めます。45人のカメラマンが62カ国、204のロケ地を周り、スケールの大きな映像を撮る贅沢さ。宇宙から見た台風の眼や、大陸を渡る動物や鳥、芽吹いては紅葉する森、割れ落ちる氷山などは半年一年をあっという間に短縮して見えます。かと思うと、動物が獲物をとらえる瞬間の水しぶきの一つ一つが見えるような超スローモーションに息を呑みます。

同じチームが制作したドキュメンタリーのシリーズや、より明らかなメッセージ性のある「不都合な真実」を観た後では特に衝撃は感じませんが、淡々とした語り口はまっすぐに受け止めることができました。ナシュナルジオグラフィック風のドキュメンタリー映画に感動したわけでもなく、これから心を入れ替えて自給自足で暮らさなくてはと思った訳でもありませんが、想定範囲内でしっかり楽しめました。(笑)

いつもの様に斜め見のネタバレ感想ですが、宜しかったら続きからどうぞ。

earth.jpg
映画館でキャンペーンポスターの「コンダクター:渡辺謙」にはなんとなく笑ってしまいました。もちろん、演奏を担当したベルリン・フィルを指揮したと思った訳ではありませんが。単なるナレーターではなく、地球の旅の案内人と言いたい訳なんですね。ちなみに指揮は作曲のジョージ・フェントンだそうです。テーマ曲は公式サイトで聴けますが、映画に合わせてか、さほどドラマチックではなく、たまにエスニックなスパイスが効いています。音楽はムードつくりに徹して、動物の鳴き声や滝の落ちる音、氷山の崩れる音、砂吹雪の音などが印象に残ったのは却って成功だったのではないでしょうか?

今回出演した動物たちは母と子の組み合わせがメインで、白クマ、ゾウ、クジラ、フォレストダックなどが出演と子供向けのキャンペーンにはふさわしい内容です。(笑)また、子供に観て欲しいせいか、狩りのシーンでも残酷な感じはしません。一番の決定的瞬間はホオジロザメのオットセイ丸呑みですが、それでもディープ・ブルーの時ほど暴力的な印象がないのは意図的なのでは?流血が見えないというのがポイントかもしれません。

チーターの狩りシーンでは獲物が焦って足を滑らした時点で終わりが見えます。追うチーターも獲物の喉元だけを狙っているのがありありで、超スローでとうとう喉に噛みついて息の根を止めるところは吸血鬼が美女?を誘惑して首筋を狙った様子を想像してしまいました。そんなものに色っぽい想像をしてしまうなんて、たぶんマンガの読み過ぎです。スミマセン。(笑)

ところで、絶滅寸前のアムールヒョウなどは世界に40頭しかいないのに、親子で2頭も見てしまったので、5%も制覇してしまいました。(笑)ザトウクジラの親子は赤道近辺から南極近くまで旅をするので、追い掛ける方も大変です。いやな大人としては、移動する動物たちは発信機で追っていたのだろうと思ったら、やはりGPSをつけていたようです。

ニューギニアのゴクラクチョウや求愛ダンスをする鳥たちは驚くほど色鮮やかで、まるで蝶のようです。動物の世界では子孫を残すために着飾って、選ばれるのはオスなんですよね。ダンスの舞台作りに掃除に精を出す鳥がいたいけでした。

もうひとつ鳥ネタで初めみたのはヒマラヤを越えるクロヅル。日本の鶴って立ってるイメージがあったので、あんなに高く飛ぶんだと驚きました。世界の屋根を飛び越える鶴をさらに上から取るカメラクルーって一体どの高度を飛んでいるのか、凄いことです。。

白クマファミリーの母と2頭の小熊は長い冬のあと、やっと巣穴からでて狩りに出かけます。父クマの方は溶けてしまった氷のせいで思うように狩りができず、一か八かでセイウチと対決して敗れます。温暖化が進むと白クマが絶滅するような描かれ方は、やや強引ですが、アースでは最もドラマチックな主演キャストですから許してあげましょう。

水を求めて行進するゾウは、ライオンとの戦いもなんとか潜り抜け、雨期のオカバンゴに到着。そこで水浴びをして喜ぶゾウ一行の様子はほほ笑ましいです。犬かきのように泳ぐゾウの姿は珍しいですが、そこにもぐって撮影したダイバーは踏みつぶされなくて良かったですね。(^^;

埋め立て地の再開発ショッピングセンター内のシネコンという、人工的な環境の極みで観たせいか、当り前の季節の移り変わりが当たり前に感じられない人間は可哀そうな動物だなと思います。そして今後、人によってより気候が変動するとしたら。。白クマが可哀そうだからではなく、自分のため、地球のためなるべく気候変動への圧力を大きくしないための努力をしたいと思います。


映画のキャンペーンや感想などはこちら
予告編、映画関係の情報、ベストシーンが満載。
これから観る方は後でサイトを訪問することをお勧めします。(笑)
http://earth.gyao.jp/

映画とリンクした野生動物との共存活動はこちら
キッズコーナーなどもあり、動物ネタが盛りだくさん
http://www.loveearth.com/jp
コメント
この記事へのコメント
nomomaniaさん
こんばんは!良い息子さんですね。^^

テーマ音楽はベルリンの教会で録音したそうですよ。
記事にも書いたとおり、動物の鳴き声や自然の音が一番印象に残りましたが、テーマ音楽は映画にぴったりで、煽らない、あざとくない曲でした。

ぼーっと自然を眺めてもよし、盛りだくさんの環境テーマについて良く考えてもよしの映画です。チャンスがあればぜひ見に行ってやってください。
2008/02/05(火) 00:14 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
我が家も息子がこの土曜日に友達と見に行って来て、「良かったよ!!」と盛んにほめていました。

映画館の音が嫌いなので映画館にはあまり足の向かない私ですが、これは音楽をベルリン・フィルが付けていることでもあり、そのうち近所の映画館に落ちてきたら行くつもりです。
2008/02/04(月) 22:56 | URL | nomomania #-[ 編集]
なつさん

コメントありがとうございます。
子供を連れて気軽に観に行くにはお勧めですよ。
500円キャンペーン、複数の子供を連れて行くにはグッドですよね。^^

ところでのだめコミックス20巻ですか!
情報ありがとうございます。
もう少しするとKissも出るし、楽しみですね。

それから公式によると故ムッシュ長田さんの個展が
2月末にあるそうですね。ご冥福をお祈りしつつ、
壁の絵を見てみたいものです。
2008/02/04(月) 20:37 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
この映画、あたしはあまり詳しく知らなくて。でも、学童の正職員の先生が「絶対子ども達に見せたいから、今度の土曜保育で絶対に子どもと行く」と意気込んでいた理由がわかりました。子どもに、見て欲しい作品ですね。
その先生と一緒に見にいった子ども達に感想を聞いてみたい所です。

あたしも、たまには、こんな映画もいいなあと興味を持ちましたよ、、、。

あ、あとのだめ20巻3月13日発売!らしいです。
講談社の新刊予定のページにのっていました。
2008/02/04(月) 12:34 | URL | なつ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://intermissionbyromain.blog76.fc2.com/tb.php/171-222a2c65
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。