Sprechen Sie Deutsch?ドイツ語が分かればバッハも分かる?かも。。

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昔からよくある質問で、「無人島に1冊だけ持ってゆく本」というのがありますが、典型的な答えは「聖書」ですよね。(宗教によって違うでしょうけど。。)そして「無人島で1枚だけCDを持って行けるとしたら」のポピュラーなチョイスはマタイ受難曲。両方持って行けるなら、無人島生活はぐんと楽しくなりそうですよね。持ってゆく聖書を対訳つきにして、こっそりマタイの楽譜も、やっぱり辞書は独英?。。などと無人島行きのトランクの中身を増やしつつ、行く前にドイツ語勉強しておかなくちゃと思ってしまう管理人はやはり妄想が広がりすぎ。

そんな私が、NHKのテレビドイツ語講座を見てみたのは、無人島に向けての準備を本格的に開始した訳ではありません。(笑)ゲスト目当てに覗いた講座でしたが、思いのほか楽しんで見ることが出来ました。これを機に本当にドイツ語を始めてみようか知らん?と思ったお試し体験については続きからどうぞ。
バッハにはまって以来、いつか時間が出来たらドイツ語を勉強してバッハのマタイ受難曲やカンタータの歌詞を理解したいな、合唱で歌う事が出来たら楽しいだろうな、なんて野望は少しずつ膨らんでいます。先日ドイツ人の友達へのお手紙にそう書いたら、まるで同じバンドが好きだというようなノリで「バッハ、良いよね。私も大好き!ぜひ夢をかなえてね」という返事。ドイツの人が今でもバッハをとても身近に感じていることが、伺い知れますね。

ところで、クラシックの造詣も深く、のだめについても鋭くて愛のあるコメントを頂いている、はーもに~♪様に、元オーボエ奏者で現在は指揮者として活躍している宮本文昭さんがドイツ語講座にゲスト出演するという情報を頂きました。おかげ様で再放送を無事ビデオで撮り、嬉しさでかなり元気が回復しました。ありがとうございました!

のだめドラマのキャストではジャン役がフランス講座、カタイラさん役がドイツ語講座のレギュラーだとは聞いていましたが、宮本文昭さんまでドイツ語講座のゲストに登場しているとは。。フジテレビの開拓したのだめマーケットをNHKが刈り取っているような気がします。多分考えすぎですが。^^;

カタイラさん、と言うか「アリtoキリギリス」の石井さんはドイツ旅行を目指している自転車屋さんで生徒役。演技と素の間くらいのリアクションがぴったりはまり、ちょうど良い進歩具合に自分を重ねると、1クール観るだけでドイツ語がペラペラになれるかも?と思ってしまいます。

ロマンチック街道を自転車で旅するというシチュエーションで会話を学びますが、現地のビジュアルがふんだんに使われ、続けてみると旅行ガイドとしても使えそう。昔の会話講座は見てて恥ずかしくなるスキットが中心だったのに比べ、エンターティメントとしての質が上がったなーと思いました。ジローラモさんがやっていた頃のイタリア語講座はナンパのスキットばかりで、別の意味で楽しかったですけどね。^^

番組内のインタビューはゲストがドイツ語にからんだエピソードを語るコーナーのようです。写真以外で宮本さんの姿を見るのは一年前の引退コンサートを聴きにいって以来なのですが、その日のファッションはブローチのついた黒いジャケット、黒の皮パンと相変わらずの派手なお姿。撮影場所は彼が教授を務めている東京音楽大学の教室なのですが、学校の先生といった出で立ちではありません。(^^;

甘いルックスと軽いおしゃべりで有名な宮本さんですが、意識して華やかに見せている部分もあり、プロフェッショナルなサービス精神に溢れていると思います。卓越したオーボエの音色はもちろんのこと、オーボエという楽器の限界に挑戦したり、世界的なオーボエ演奏家というポジションを捨てて新しい事にチャレンジしたりと日本の枠を超えつつ日本的であり続ける彼には興味を惹かれます。

インタビューに話をもどすと、宮本さんは若いころドイツに留学して言葉が分かるようになり、バッハやベートーベンが書いた楽譜が良く理解できた。だから学生にもドイツ語を勉強するようにアドバイスしているそうです。こう言って、ああ言って、また戻ってというドイツっぽい文章とドイツの作曲家のフレーズの重ね方は同じだと解説すると、ドイツ語を勉強したことのある学生は納得するそう。うーん、私もいつかは分かりたい!(^^;

留学時代に師事していたビンシャーマン先生からのアドバイスで印象に残ったのは”Du musst frei Sein”「自由でありなさい」という言葉。常に自由な発想、自由な理解を意識せよという意味だったようですが、宮本さんは生き方まで自由すぎるようになったかもと苦笑していました。

もうひとつ印象に残った言葉は、宮本さんの本やエッセイに必ず出てくるエピソードでもありますが、ケルン放送響時代に「あなたはビンシャーマンさんのお弟子さんではありませんか」と訊かれたこと。この一言で、自分も日本で後輩を育てたいと思い帰国を決意したそうです。

ドイツ時代、引退コンサート、現在の指導の様子、指揮などについても資料写真を織り交ぜて宮本文昭の足跡を紹介したり、モーツアルトのオーボエコンチェルトの演奏シーンやベートーベンの交響曲の指揮などを見せてくれて宮本ファンは(のだめファンも)得した気分だったのではないでしょうか?このインタビュー部分の情報量だけで民放の1時間番組ができそうで、丁寧に取材したことが明らかです。こういう番組は見なくちゃ損ですね。

語学講座をまじめに見るのは久しぶりでしたが、楽しい上にためになり、下手なバラエティ番組より数段面白かったです。毎週ドイツ語を勉強しようかと思ってしまいましたよ。6月には仕事でドイツ語圏に行く予定もあるのでテキストを買ってみようかしらん?^^
コメント
この記事へのコメント
はーもに~♪様、コメントありがとうございます!

ドイツには仕事でけっこう訪問しているんですが、ほぼ英語が通じるので、ドイツ語は齧ったこともなかったんです。英語の方言ってたしかに、親戚ですよね。でも英語にはフランス語やらケルト語やらが混ざり、発音と綴りが一致しなくなり、文法上も例外の多い、とても面倒くさい言語に進化してしまいました。それに比べばドイツ語は簡単、とは行きませんが。。^^;

ところで、ドイツへ演奏旅行なんて、夢を実践しているみたいでうらやましいです。特に旧東独の都市は行ったことがないので、いつかゆっくり旅行してみたいです。

一度ボンでNATOの駐屯地?を通った時は少佐がいるんじゃないかとどきどきしてしまいました。(赤の広場ではミーシャを探してしまった、ばかな私;)いつか猪の像で記念写真を撮りたいです~。

ところで、謙遜されてますが造詣深いですよ~。
マタイ受難曲は聴くたびにいろいろ考えさせられますね。はーもに~♪さんの言われるとおり、イエスが人間として描かれることにより「痛み」も(その分「許し」も)大きくなり、聴いているものに深く刻まれるような気がします。

先日のコンサートでは最後の方は胸がいっぱいになり過ぎたので、是非もう一度聴きたいです。毎年解釈を変えているようなので、次回はまた違う印象かもしれませんが。

本当にいつかマタイ受難曲やカンタータをドイツ語で歌えたらいいな~。発声の基本からやらないと声もでないし、その上今じゃアルトなのに楽譜読めないし。。うーん、ドイツ語以外でも課題が多そうです。(^^;

ところで次回の欧州出張では、なんとか休日に単独行動を取るという野望を抱いています。昔お世話になったおじ様が各所にいるので、いつも通り日本料理屋に拉致されました、ちゃん☆ちゃん、なんてオチにならない事を願っています。
2008/04/22(火) 22:39 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
少しでも、元気になられて良かったです♡
語学番組の1コーナーでさえ手を抜かずクォリティーを維持するNHKって、やっぱさすがですよね♪

ドイツ語がわかればバッハがわかる…いつか私もわかりたいです^^;
英語ベラベラ・スピーキングの、ろめいん様ならすぐかも♪(ドイツ語は英語の方言だそうですから^^;A)

私は、己をかえりみて、夏の演奏旅行はベラベラな人の背中に張り付いていくことにしました♪
本当は、ロマンティック街道でステキなお城を見たり、エーベルバッハに立ち寄ってイノシシの像を見たり、少佐と伯爵が好きなモーゼルワインを堪能したいけど、一人で別行動をとると迷子になるの確実だしな…(ーー;)
予定どおり、教会での演奏会以外は、おとなしく北ドイツのパイプオルガン達を見てまわってきます。^^

無人島へ行きたいとは思いませんが(怖がりだもん)、私にも、マタイ受難曲はやはり特別です。
だれもがユダやペテロになりかねない、心の弱さをもっていて、マタイでは、それを非難するというより、人間の性(さが)に対する悲哀と愛情をこめて歌われているところが、なんとも心にしみるのです…
キリストでさえ、人間的です。神の苦杯を飲むことを苦悩し、死の間際に「エリエリラマアザプタニ!」と叫ぶところでは、それまでイエスの言葉に必ずつけられていた神聖化のための弦の伴奏を無くして、イエスを素の人間に戻しているし…(こんなこと書くと、バリバリの信者に叱られそうですが…)

なので、3月のトーマナー&ゲヴァントハウスの演奏…、
マタイの終結合唱で「われ等は…」と歌うとき、(ヨハネ受難曲では「私は」ですが、そしてヨハネのイエスはまさしく「神」で、人間くさくありませんが)、私も貴方も皆、ユダでありペテロでありイエスを磔にした民衆なのだという、認識があって、人間の弱さに対する悲しみをこめて、死を持って「私たち」の罪を購ったイエスの墓前で決意を歌って欲しかったなぁ…(ちょっと強くてりっぱ過ぎたような…)

マタイ受難曲が、あんなに長くて、ドイツ語で、キリスト教の曲なのに、そんな垣根を越えて人をひきつけるのは、音楽的な素晴らしさもさることながら、人間のドラマに共感できるからかもしれませんね。

東京にはバッハな合唱団、いくつもあるので、ろめいん様もぜひ、そのうち夢をかなえてください。
バッハの合唱曲って、立体的なので、それぞれのパートが皆美しく、歌い甲斐がありますよん♪
ヴォーカルを楽器のように扱ったりするので、時々、「これ、人間が歌うもんじゃないよね」って思うこともありますが…^^;A

ps.私、クラッシックに対する造詣なんてないですよぉ(偏りすぎで…^^;)
2008/04/21(月) 23:40 | URL | はーもに~♪ #CFBCjnlI[ 編集]
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