のだめカンタービレ Lesson 97 感想

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カゼで熱が下がらないなか、のだめの最新号をゲットしました。
コミックス派の方、未読の方はご注意ください。
偏った感想ですが、よろしかったらどうぞ。


コンサート前の期待感が高まるなか、といった雰囲気の表紙。
一番上の席からステージを見下ろした立体感のある構図。
ですが、何かがいつもと違う。

引いたアングルのせいか、埋まった客席が後姿だからか。
いや、前を向いた人も居ないけど、登場人物が一人もいないよ?そんな表紙あるのか?2号前のバニーちゃん表紙はサービスし過ぎかも知れませんが、それにしてもえらい違いです。
その上、今まで結構凝っていたアオリ文が今回は手抜きもしくは謎。
「マレルオケ再生に向けセカンド・ステージ突入!」ってなにか間違っていないか??まず「マルレ・オケ」デショ?そしてストーリーの中心はまだ「オケ」なんだ?ろめいんは「千秋」だと思ってましたが。

ロミオとジュリエットが演奏される中、わがジュリエットは演奏に間に合わず。演奏から千秋の人となりを言い当てるオクレール先生はさすが!コートの中は下着だけという過激なコメントもポーカーフェースでスルーする大人な彼ですが、のだめの目標がピアノで千秋と競演することと聞いて目を丸くして反応しています。何を思ったか非常に気になる所です。

次の曲がピアノコンチェルトと聞いて動揺するのだめ。自分以外のピアニストと競演されるのが複雑だったのでしょうか、でも弾き振りと聞いてますます複雑な心境に。
コンマスにゆっくりと合図を出すシーンから始まる演奏の場面は5巻のラフマニノフを思い起こさせます。千秋はオケとピアノを一体にして音を紡いでいる様に感じられます。透明な千秋の表情から、完全に自分の音楽に集中している事が見て取れます。客席も皆うっとり、ジャンのオケに来ていた批評家さんもまんざらではない顔つきだというのに、一人拍手もせずに「ずるい」とつぶやくのだめ。指揮者としてだけでなく、ピアニストとしても先にデビューされた事なのか、それとも弾き振りが出来るなら自分が必要無いように感じたのか。。切ないですが、切磋琢磨している若き音楽家二人の葛藤なのでしょう。

無心に音楽と一体になれたのつかの間、千秋は客席で雅之を見つけて激しく動揺し、ベートーベンではオケを見失ってしまいます。一度目の危機は成長したマルレの皆さんがコンマスのもとにフォローできた模様ですが、この長い曲の間に立ち直ることが出来るのか?フリーズした千秋に関係者が気がついたのかは意見の分かれる所ですが、やはりあの父はすっかり見通していましたね。

相変わらず予想のはるか上空を駆け抜ける二ノ宮所長の筆力ですが、早くも次号が待ち遠しいです。

で、役にも立たない感想ですが。。

千秋が25歳で常任指揮者ってのは(ボロ・オケであったとしても)すごい事な訳でそろそろイタイ目に遭うん予感がしていました。失敗する原因が、高熱で体調崩しとか、コンクールの時のようなカズオではなく、いきなりパパ目撃って所は全く予想外でしたが、妙に納得。きっとのだめが知らない男と手をつないでいてもここまで動揺しないような気がします。
フリーズしたとたん、音が文字通り千秋の中を通り過ぎるという描写。バッハの時の表情との書き分けなど、二ノ宮さんはすごいです。それにしても、あの音楽至上主義の千秋が指揮棒を忘れ、音がすり抜けること許すほど心を乱す理由は何なのか?次号にははっきりするのでしょうか?

一方のだめは目標の2次修正をすべき時期のようです。ラフマの後、ミルヒに「このままじゃ一緒にいられないよ」と言われてピアノを頑張って留学までしたけれど。コンヴァトは3年しか在籍できないし、ヨーロッパでプロとして食べていくためには相応の覚悟と努力(そして才能と運、エトセトラ)が必要です。オクレール先生がのだめに何を見てパリに呼んだのかそろそろ明かされるのか?

そして我らが真打?黒木君について。今回はオケメンバーとして内部の声として参加です。ロミオとジュリエットでは最近多いフルート君とのツーショットで甘く過ぎない、誠実な演奏を体現しています。ベートーベンではコンマスの危険予知を速やかに察した様子で、上目遣いに、コマ上の「はい 注目~」をチェック中。「千秋くん!?」という心の声もむなしくフリーズする千秋。ニコルさん(娘によるとソランさんか?)と共にフォローには協力できたようです。今回の注目コマはニコルさん(ソラン?)と打ち合わせて目を見開いている99ページの左下です。珍しい表情なので。。

今回の演目は個人的に当てようとしていたのですが、見事外れました。
千秋の好きなベートーベンじゃあまり普通なので、前号のOp.60で交響曲だろうというヒントの中でショスタコビッチかドボルザークか?ショスタコビッチ第7番、レニングラードだったら薀蓄が炸裂しそうだけど、話の流れに合わないからドボルザークに賭けていたのに。(別に賭博ではありませんが)よく考えると今の話の流れだと普通で当然でしたね。

普通の感想なら二人のラブに暗雲立ちこめ?とかのだめがかわいそうとかなんでしょうが、のだめカンタービレを音楽成長物語と考えるろめいんとしては、水臭いけどピアノ演奏をする事を言わない千秋も彼らしいし、それを聴いてずるいと思うのだめも彼女らしいと思うのでスルーしてしまいました。肝心なことをはっきり言わせず、読者の妄想を駆り立てるのが二ノ宮マジックかもしれませんね。

関連タグ : のだめ, Kiss, 黒木,

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