北欧お気楽散歩:ノーベル賞の現場探検@ストックホルム市庁舎

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帰国してからあまりに時間がたってしまったので、ついでにノーベル賞についておさらいしてみました。でも、いい加減に出発前に予習しろよ、自分。(笑)

まずどんな賞があるかというと:物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、そして平和賞。経済学賞もあるのでは?と気がついたアナタはエライ!けど、惜しい。(^^;
経済賞はスウェーデン銀行が設けた賞なので、正式名称はアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞と言い、厳密にはノーベル賞に含まれないのだそうです。

オスロレポートでさらりと触れましたが、平和賞はオスロで、それ以外はストックホルムで授与されます。平和賞をノルウェーで授与するというのはノーベルの遺言だったそうです。物理学賞、化学賞、経済学賞の3部門はスウェーデン科学アカデミーが、生理学・医学賞はカロリンスカ研究所が、平和賞はノルウェー国会が、文学賞はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ選考しているそうです。賞によって、授与までのプロセスが全くちがうんですね。^^

ノーベル賞受賞者には頑張ってなれるもではありませんが、授賞式の気分を味わうことならだれでも可能。今回は受賞式の会場である市庁舎の探検して、ノーベル受賞者と同じ釜のディナーを頂いてきました。よろしければ、続きからどうぞ。

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ノーベルの遺言に従って人類の発展に貢献した成果に賞を与えたのは1901年から。死後100年以上も遺産を運用した資金で巨額の賞金を渡すことができるなんて、すごいですよね。現代の大富豪もこう言ったスケールの大きい社会貢献を後世に残してくれたら良いのに。。B・ゲイツさん、どです?(笑)まぁ、長期では運用も大変だし、インフレも為替変動もあるから、莫大な遺産を残しても下手するとサブプライムなどの影響で賞金なしの年もできてしまうかもしれません。(^^;

ちなみに賞金の貨幣価値は開始当時を100とすると、初期はどんどん下がり一時は30まで落ちたそうです。その後回復してここ10年は130以上と増えており、日本円では一億円以上です。もらう年によって価値は大きく違うので、もらうなら早めが良さそう。晩さん会には16名まで呼べるそうなので、受賞予定者の皆様、カバン持ちにぜひつれて行ってください。(笑)

そんなノーベル賞受賞者の記念晩餐会が開かれるのはストックホルム市庁舎(Stadshuse)、ストックホルム最大の見どころです。メーレラン湖を美しい背景とした市庁舎は落ち着いたレンガ造りで市のシンボルマークの旗が翻っています。イタリアなどヨーロッパ各地の名建築からアイディアを取り入れた建物は1923年に完成し、スウェーデンの建築の傑作と言われているそうです。

見学料金は60スウェーデンクローネ、約1100円!ちょっと高い!!けど全体的に物価高だから仕方なし。もちろん執務も行われていて、200名がお仕事をされていますし、広間のレンタルも可能です。一階には全く青くない青の間が広がります。青に塗られるはずの壁をレンガのままに変更したのですが、青の間という名前が定着してしまったそうです。

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2階には王子の間や、結婚式が挙げられる間があり、市議会も開かれています。議会の間の天井は船をイメージしていてファンタジックで、シャンデリアの輝きが美しく、お役所だとは全く思えません。古いものを保存して使い続けるのって良いですよね。

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一番の見どころはノーベル舞踏会の会場である黄金の間。金箔をはさんだガラスのモザイクで目がくらみそうな輝きです。美しいというか、まぶしいというか(笑)ここまで来ると派手さを通り越して普遍的なものを感じます。

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こちらはノーベルディナーのメニューが頂ける市庁舎のレストラン。こちらでは1901年以来のノーベルディナーのメニューを予約することができます。青の間や黄金の間を借り切って、ノーベルディナーを再現することも可能ですね。ただしかなりの数の団体で来なくてはなりませんが(^^;

ところで、ノーベルディナーのテーブルセッティングは美しくて、スーベニアショップでも絶賛販売中(笑)でしたが、私たちのディナーは普通の食器でサーブされちょっと残念。今回はフルコースではなく、小さなコースを選び、メインはビーフのオーブン焼きでした。おいしゅうございました。^^

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今年も10月初旬にノーベル賞が発表され、授賞式はノーベルの命日である12月10日に行われます。スウェーデンではストックホルムの市庁舎でカール16世グスタフ国王が授与し、ノルウェーではノルウェー・ノーベル委員会がハラルド国王陪席のもとに授与するそうです。

ノーベル賞の晩餐会では1250人の紳士淑女があつまり、飾られる花は10,000本の花と言いますから、世界最高峰のパーティですよね!今年は受賞のニュースに注目してみたいと思います♪
コメント
この記事へのコメント
nomomaniaさん、こんばんは!

最初から100年以上使うつもりで建てたものと2、30年で立て替えるつもりのものでは元が違うわけでして。。古い建物を直しながら使うのはメンテが大変でしょうが、居心地は良いし町並みも魅力的ですよね。

北欧は思ったより人に優しくて、税負担は重いけど、皆で働いて社会保障のシステムを保とう!という雰囲気を肌で感じました。日本のお役人が盛んに少子高齢化対策を学びに行っているようですが、制度だけ真似しても多分ダメでしょうね。^^;
2008/08/07(木) 01:21 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
素晴しい市庁舎ですね。同じ庁舎でも都庁舎とはえらい違いです。

ヨーロッパでは、市庁舎に限らず、駅、病院、孤児院といった公共施設の建物で素晴しいものが多く目に付きました。人が大切にされている、ということだと思います。

日本から沢山海外旅行に出掛ける人たちは、買い物ばかりしていないで、こういう点もしっかり見てきて政治に反映させてもらいたいものです。、
2008/08/06(水) 07:20 | URL | nomomania #-[ 編集]
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