リクライニングで楽しむドイツ・バロック@白寿ホール

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最近は貧血対策と称して頑張って料理をしている管理人です。日頃は粗食で、ご褒美的にスイーツやナイスなディナーを楽しむパターンが定着しているので、日常的な食生活の改善と言われてもなかなか。よく考えると炭水化物と野菜ばかり食べていたので、ブランド豚の東京Xや比内鶏、北海道のマトンなどを買ってみています。なんか方向性が違うような気もしますが。(^^;鉄剤は飲んでるので、大丈夫でしょう。

ところで、今日は黒木くんバースデーウィークの個人的なハイライトとしてオーボエのコンサートに行ってきました。この時期にチケットを取ったのは半年以上前。出張と重なりませんように!という願いがかないました。

今日は楽しむことを主眼に置いたので、あまり詳細な感想ではないのと、黒木くん妄想がもれなく混じっていますが、それでも宜しければ続きからどうぞ。
白寿ホールではリクライニング・コンサート・シリーズとして背もたれの角度が調節できる椅子でコンサートを楽しむことができます。ピアノやチェロなど各楽器の魅力を伝えるプログラムを組んでいるのですが、そのなかにオーボエも含まれています。開始は19:30で一時間程度、休憩はない分早く終わるので、勤め人が気軽に楽しむにはよい設定ですね。全席2000円というリーズナブルな価格でもあり、すぐに完売になってしまうので、今回チケットが手に入ったのはラッキーでした。^^

とはいっても、リクライニングできるシートは9列目から後ろで、私は3列目だったので今回は寝て聴くという楽しみ方はできませんでした。ちょうど位置も中央だったので、オーボエの手元をじーっと見つめていましたし、寝てしまうのはもったいない演奏だったので前の方で正解でした。・・でも一度寝ながら聴くのもやってみたいです♪

今回の奏者はオーボエの古部賢一さんとチェンバロのクリスティーネ・ショルンスハイムさん。古部さんは新日本フィル(ジャンのオケです^^)の首席オーボエで、甘くてやわらかい音が魅力です。オケでは聴いていますが、リサイタルで聴くのは初めてなので楽しみにしていました。イタリアン・バロックが中心のアルバム「アマービレ」の印象が強かったので、ドイツ・バロックでもやや甘めな印象かと期待。チェンバロのショルンスハイムさんもドイツを拠点にヨーロッパでいろいろな賞を受賞されている有名な奏者だそうなので、本場の演奏が期待できます。

第1曲目のヘンデルは手堅くまとめた印象。曲をそれほど知らないせいもありますが、いろんなリズムで5楽章からなる曲があっという間に終わってしまいした。2曲目のテレマンはオーボエのソロ。古部さんが吹くと、硬い印象があったこの曲が全く違って聞こえます。CDを持っているフランソワ・ルルーのソロ・アルバムでは、切れ味が好きでしたが、古部さんの朗らかで優しい音色を聴いているとまたちがう魅力が伝わります。第一楽章はDolceだけあって、甘くて当然ですよね。^^

パンフレットに曲の紹介がないということで、古部さんが曲の説明をしてくれました。今回はヘンデル・テレマン・J.S.バッハと同時代に活躍したドイツバロックの作曲家。今はJ.S.バッハは音楽の父のようにメジャーですが、当時はあとの2名が圧倒的な人気を誇っていたことなどを楽しそうに語っていました。そしてチェンバロソロの前にはお二人で登場して、ショルンスハイムさんの語るJ.S.バッハの魅力を古部さんが通訳してくれました。古部さんはミュンヘン音楽大学の大学院に留学していたのでドイツ語が堪能なんですね。^^二人の音楽家を通して語られたバッハの素晴らしさはその後の音楽を通して良く理解できました。特にバッハはイタリア協奏曲はまるでイタリア人のように、フランス協奏曲はフランス人のように作曲した。。という説明が印象に残りました。

チェンバロ・ソロはその有名なイタリア協奏曲。ピアノではなんども聴いている曲ですが、生チェンバロで聴いたのは初めて。それより、チェンバロ演奏は何度か聴いていますが、これほど多彩な音を聴いたのは初めてかもしれません。弦楽器?のような多彩な鳴らし方に驚き、3楽章の中の表情の付け方や緩急の取り方など、チェンバロが退屈だなんて思ってごめんなさい!(><)と謝りたくなりました。第二楽章などは、解説で言われていた通り、メロディーの楽器と通奏低音がやり取りしているようでとても楽しく、第3楽章では風が吹くようなスピード感にチェンバロという楽器自体の印象が変わりました。

最後はソナタBWV1020。オーボエ好きにはおなじみの曲ですがオーボエとチェンバロの掛け合いが楽しかったです。宮本さんの音ほどクリアではありませんが、耳障りな音がほぼなく、パッセージによって最適な音色を出してゆく豊かさは凄いと思いました。チェンバロもキンキンせずに、細かく音色を切り替えて行き、この組み合わせは本当にぴったり。それにしても最後に差し掛かるうちに、音がどんどん良くなる二人。昼の部もあり、音合わせも十分なはずなのに、やはり楽器が温まると音が良くなるのかしらん??

オーボエ+チェンバロは広田智之と曽根麻矢子の組み合わせでリサイタルも聴き、CDも持っていますが、今回の二人は更に好みで、CDが出たら即買いです。たぶんオーボエよりチェンバロのスタイルが違うのだと思いますが。(^^:

アンコールの最後の曲は協奏曲にも取り入れられている有名な旋律だけあって、会場の息までぴったり合った様な気がします。私はいつもこの美しい曲を聴くたびに、闇のような雲間から明るい月が出てくるようなイメージを抱いていたのですが、今夜も心に潜む闇が照らされ、胸の襞に沈むおりが浮かび上がるように、身も心も軽くなった気がしました。静かな光のようなオーボエと、それを支えるきらきらとしたチェンバロの響きを胸にしまい、代々木公園を後にしました。

という訳で、バースデーウィークのフィナーレではすっかり黒木くん妄想にはまりました。(笑)オーボエ吹きは誰を見ても未来の黒木くんに見えるのですが、大学在学中にオケの主席になって、大学院でドイツに行って、ソリストとしてもオケでも活躍なんて、黒木くんそのものじゃないですか。ところで、管理人の脳内妄想についてはリンクにある「黒木泰則誕生祭2006!」の捏造デビューアルバム・プロフィールに全部書いてあります。(笑)黒木くんも日本に帰って凱旋公演する時には、蝶ネクタイできっちりもいいけど、古部さんみたいに柄シャツの裾を出してボタンを二つ外して髪も無造作風にブローしてリサイタルやってくれるかしら♪(なにか妄想中。^^;)

ともあれ、席だけでなく、曲目も演奏もリラックスできるリクライニング・コンサート。ご縁があればぜひ行ってみてください。夜だけではなく、お昼の部もあります♪

2008年11月18日
Hakujyu Hall リクライニング・コンサート・シリーズ
“Heal-Health-Whole”

古部賢一(オーボエ)
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)

ヘンデル:オーボエと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 HWV.363a
テレマン:12の無伴奏ファンタジーより 第6番 ニ短調(オーボエ独奏)
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 へ長調 BWV.971(チェンバロ独奏)
J.S.バッハ:ソナタ ト短調 BWV.1020

アンコール
J.S.バッハ:BWV76 カンタータ76番よりシンフォニア
J.S.バッハ:BWV 156よりアリオーソ
コメント
この記事へのコメント
うっふっふ♪(怪)良かったですよ~。

大人になった黒木くんにオーボエを吹いてもらった気分でした~。ドイツ語で話している古部さんは、本当にリアル黒木って感じでしたよ。^^ずーっと古部さんをガン見してたので、不穏な空気を感づかれたかも。。プログラムもシンプルで、知ってる曲が多かったので、頭を使わず素直に聴けたこともあり、身も心もリラクシングでした!
お値段も優しいので、機会があればお試しくださいv-238

捏造プロフィールまで見ていただいてすみません。。(^^;
あれを書いたのは、イラストサイトさんのキリ番をゲットして、デビューアルバムのイラストをねだって、ネタでプロフィールを捏造して、面白いからサイトアップ。。的な流れで2年半以上前に書いたんです。楽しかったなぁww

本編でドイツに千秋と行ちゃえば良かった・・には大賛成!ですが、お話が違った方向に行きそうなので自重しておきます。^^

ずっとドイツ語を勉強してたのに、フランスに行ったこと自体試練ですが、彼には試練が似合う。(笑)ドイツだけで勉強すると音程きっちりで音が硬くて「ホリガー」って感じになりそうなので、フランス風の柔軟なスタイルを身につけて、更にドイツで磨きをかけて、スーパーいぶし銀クリスタルピンク(なんのこっちゃ)な音色を目指してほしいものです。^^
2008/11/22(土) 10:43 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
素敵なバロックの夜を過ごされたのですね。
いいなぁ~
しかも2千円って、信じられない 価格破壊シルブプレ?(意味不明)

古部賢一さんて、ルックスが黒木くんと似てますよねv-111
耳だけでなく目でも黒木くんを満喫できる、まさにバースデーウィークのハイライトにふさわしいコンサート
ろめいん様の健康にも、さぞ良い影響を与えてくれたのではないでしょうか^m^

黒木くん捏造プロフィールw 
拝見しました! お見事です!!
>大学院でドイツ
ほんと、黒木くんって、フランスよりドイツな感じですよね。
千秋も、ドイツかウィーンの方が向いてると思うのに…
(のだめに付き合ってフランス行かなくても、黒木くんとドイツで良かったのにねぇ…他所で言ったら石投げられそうですが、ここなら大丈夫ですよね?汁)
2008/11/22(土) 09:57 | URL | はーもに~♪ #CFBCjnlI[ 編集]
バースデーウィークに同じオーボイストを続けて聴いたとは、楽しい偶然ですね。音が完全にイメージできるので私も聴いたような気分になれました♪

のだめコンサートには行ったことがないので羨ましいです。その上、ピンクのモーツアルトを聴けるなんていいなぁ~!
古部さんだったら優しい音色で聴かせてくれたでしょうね。
^^握手もできたなんてますます羨ましい!(そこかい)

もぎぎさんのエッセイはオーボイストの生活やオケの裏話ももちろんですが、留学中に奥さまとの遠恋や奥さまも留学してきての話とかもクロノダっぽくて面白いですよね。(かなり妄想入ってますが)

引退コンサートで記事を何本も書いてしまったほど、宮本さんの話を始めると止まらないですが、ちょっとだけ。。彼の出現で日本のオーボエの質が格段に上がったと評した評論を読んだことがあります。私の脳内黒木くんは宮本さんのコンサートを聴いてオーボエで身を立てる決意をして剣道をやめ、音大に進んだというのが確定なんです。^^

また機会があったら、萌語りにお付き合いくださいね~♪
2008/11/20(木) 00:26 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
nomomaniaさん、こんばんは!

白寿ホールは私も二回目で、室内楽を聴きに行った時にリクライニング・コンサートのことを知り、演目とタイミングをずっと計ってたんです。^^

お察しの通り休憩はなくて、1時間程度の短いコンサートです。マチネと夜の一日2回なので効率が良いのかもしれませんね。その割に企画は良く考えられていて、気軽に楽しめるだけでなく、意欲的なプログラムでもあります。

シーズンチケットを購入されている方も多いらしく、「今日はオーボエだったのね」と言いながらホールに来ていた方もいました。後ろの方には寝る気満々なお客さんもいて、いろんな楽しみ方を提供していて斬新ですよね。

次回はぜひリクライニングシートで至福の時間を味わってみたいです。nomomaniaさんも、体験されたらぜひ感想を教えてくださいね。
2008/11/20(木) 00:11 | URL | ろめいん #VWFaYlLU[ 編集]
ろめいんさん、こんばんわ~。今、のだめカンタービレの音楽会から帰ってきたところです。今回、モーツァルトのオーボエ協奏曲K.314を生で全楽章聴けて、幸せでした~。
オーボエ奏者は、古部賢一さん!前日は東京でコンサートでしたか~。ろめいんさんが聴いていたのと同じ古部さんを聴けて嬉しいです。今日は、みぞれ降りしきる中、富山まで、ご苦労様でしたね。古部さんの、オーボエは温かくて明るい感じがしました。とても楽しそうに演奏されていて、よかったです。
私は宮本文昭さんをCDでしか知らないのですが、たしかに透明感のあるオーボエの音色ですよね。指揮はもぎぎさんで、今4人のオーボエ奏者と付き合っているので、スコアの書き込みが誰のかわからなくなると言ってました。奏者によって、指揮も全然違うんですね~。演奏後は、CDを買い、サインと握手もしてもらいました!
おお、これがオーボエ奏者の手の感触!柔らかいんだな~、意外だ・・・。黒木くんの手も柔らかいのかな~って、こんなこと考えながら握手するなんて、変態かっ。ちなみに、もぎぎさんの手も柔らかかったです。
K.314の演奏中は、当然ながら後ろのスライドは黒木くんが満載で、萌えまくり~。古部さんを見て、スライド見て、音楽聴いてと大忙しでした。この曲では、もぎぎさんとオケの印象がない・・・。でも、本当に楽しい演奏会でした。会場でCDやらもぎぎさんの本やら衝動買いしまくって、金欠ですが・・・、とほほ。
2008/11/19(水) 23:21 | URL | まきにゃー #-[ 編集]
こんばんは

この白寿ホール、10月8日に林美智子さんのリサイタルで初めて訪れて気に入ったのですが、その際に会場でもらったチラシで、リクライニング・コンサートのことを知りました。
1回2000円だそうですが、毎回なかなか魅力的な催しが並んでいますね。
休憩を挟まない短いコンサートなんでしょうか?
2008/11/19(水) 22:06 | URL | nomomania #-[ 編集]
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