のだめカンタービレ感想: Lesson97 音楽編

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昨日の記事で音楽についてほとんど書けなかったので、懲りずに行きます。音楽より絵の感想が多いかもしれませんが。。(笑)また音楽についての記述はろめいん個人の主観に基づいています。間違いもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。




暗闇からひと筋の光が現れる様に、静かに始まる幻想序曲、ロミオとジュリエット。幻想的な気分を盛り上げながら、ぽろろんと音を落とすハープが印象に残ります。ハープの女性のジュリエットと重なるような物憂い横顔も素敵。千秋の髪がさらにはねたところでモンタギュー家とキャピュレット家は争いに入ったようです。剣が交差し、友人が倒れ二人の周りは悲劇へと向かいます。
この曲は昨年個人的にはまり、最初は聞こえないほど小さな主旋律にプレーヤーの音量を上げてはあとで耳が痛くなったことが何度もありました。特に幾重にも音がぶつかるドラマチックな部分(シンバル頑張った!)と、最後の悲しい中にも清々しい流れが好きです。(金管も上手になって!)終わり方が劇的なのはやはりチャイコフスキー。

一方のだめも転び、入場を拒否されますが、ジュリエットほどのものではありません。演奏は聴けず、歓声を聞きながら扉の外で立ち尽くすのだめの表情は今までに無いもの。自分が聴いていなくても大きな拍手を受けている千秋との距離を感じたのか?

バッハのコンチェルトBWV1052は他のチェンバロ協奏曲と同じく、もともとヴァイオリン協奏曲だと言われています。最も元の曲は失われているとのことですが。これは是非3楽章通して聞いてもらいたい曲です。口ずさむような有名なフレーズはありませんが、幾つかの旋律が心に残ると思います。
千秋は淡々と難曲を弾きこなしますが、ピアノデビューの重圧(ピアニストの息子、ここ1年ほど指揮に専念など)をおくびにも出さないところがクールビューティーです。第一楽章のゆがんだ美しい響きに魅了されると、第二楽章のアダージョでさらに不安を抱えているような旋律に引き込まれます。微妙なタッチの差で全体が変わるような繊細な曲はのだめが弾いたら毎回印象が変わってしまいそう。熱があっても千秋が第二楽章を練習したがった理由が分かります。第三楽章では明るい響きで弦と重なり合い、リードし、気持ちよく終わります。
弾き振りですが、室内楽のように視線を交わしながら全体をコントロールする千秋。ピアノだけでなく、オケ全体を「弾きこなした」と言えるかもしれません。それ以前にオケ(ここでは弦ですが)がそこまで成長したことにも拍手を送りたいです。

のだめは指揮者千秋を最も応援してきたのに、ピアニスト千秋にはかなわないと感じたのか、拍手をすることが出来ません。それが、圧倒的な力の差なのか、すでに開いてしまった距離なのか、理解できないという諦めなのかは独白のないのだめに聞いてみないと分かりませんが。

一方、多分指揮より緊張した弾き振りを終えた千秋は柔らかいところにオヤジストレートがクリーンヒットした模様(笑)です。なにも弛緩しきったところに現れなくてもと思いますが、そこらへんがやはり二ノ宮ワールドのいぢわるな論理性。

ベートーベンの第4はCDより先にコンサートで聞きました。4番って何?状態だったのですが、プレトークで偶数の交響曲は優しい響きと聞いた通り今まで千秋が指揮した3番や7番とはかなり違いますね。これについては次号の感想で。。

関連タグ : のだめ, Kiss,

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