素人的オーボエ奏者考:アルブレヒト・マイヤー

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黒木くんバースデー企画第一弾はCD紹介!黒木くん思い出のモノローグ「バッハは心が洗われる」以来バッハに凝っている管理人(単純ですね;)が一番よく聴いているCDをご紹介します。オーボエのための曲じゃないところにマイナー志向が良く出てると我ながら思います。(汗;)

アルブレヒトはバレエ、ジゼルに出てくる身分を隠した王子(貴族の青年)の名前でもあります。27歳でベルリンフィルの首席オーボエに就任以来、オケに室内楽にソロに活躍している輝かしい経歴、端正なルックスと繊細な表現から勝手にプリンスのイメージを持っていますが、実際のところはどうなんでしょうか。

Liederohneworte.jpg

今回ご紹介するアルバムの原題はLieder ohne Worte、私が持っているのはインターナショナル版なので英語のSong without Words。直訳するといずれも「歌詞のない歌」で、メンデルスゾーンの「無言歌」と同じ。そのイメージとの混同避けたのか、日本語のタイトルは「バッハ・アルバム」。もうちょっと考えたら?という突っ込みは置いておき、(笑)このアルバムはバッハのカンタータやオルガン曲をオーボエで演奏したものです。

マイヤーは10歳でオーボエを始める前から聖歌隊でコーラスを歌っていたそうです。その頃から人間の声という最も基本的な楽器に興味を持っていた彼が、オーボエで歌を表現するようになったのはむしろ自然なことだったのかもしれません。

オーボエのほかにオーボエ・ダモーレとコール・アングレを自在に操り、豊かな音色でアルトの声や別の楽器の音をやすやすと表現するマイヤーはまさに神に愛されたオーボエのプリンス。収録された16曲はいずれも素晴らしい編曲で、これがオリジナルなのではと思わせるほどです。宗教曲でありがら、堅苦しさや辛気臭さとは無縁なマイヤーの演奏は聴く者に安らかな時間を与えてくれます。

第1曲のイタリア協奏曲や第13曲のチェンバロ協奏曲BWV1055は快活で、さわやかな風のようですが、ほとんどはゆっくりしたテンポです。フルートソナタBWV1031から<シシリアーノ>(データではBWV1035とありますが、ミスプリと思われます)や第14曲目のカンターター第208番<羊らは安らかに草を食み>では、聞き覚えのある旋律がセンチメンタル一歩手前の繊細さで表現され、心に安らかさが染み渡ります。チェンバロ協奏曲BWV1056<ラルゴ>は夜明けの光が少しずつ広がっていくような静かな美しさがあり、オーボエの音色が天に向かって響きます。

第5曲のマタイ受難曲からのアリア<神よ憐れみたまえ>ではヴァイオリンのナイジェル・ケネディとのデュエットが絶妙で美しく、初めの数小節で違う世界に連れて行かれます。マタイを全部二人でやって欲しいというのは無理ですが、(笑)聴くたびに曲が終わらないで欲しいと思ってしまいます。

余談ですが、ケネディの方のバッハ・アルバム、Kennedy Plays Bach with the Berlin Philharmonicのオーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060でも時には競い、時には溶け合うような二人の緊張感のある掛け合いが秀逸です。この組み合わせでのレコーディングが増えることを切に願います。

いくら聴いても心が綺麗になる気配はありませんが、(笑)こんな私でも心の平安は取り戻せます。歌が聞こえてくるような、無言歌のアルバムで是非オーボエの魅力を堪能してください。

最後になりましたが、マイヤーは15年後の黒木のイメージなんです。ルックスじゃなくて演奏のほうですが。(笑)ひいきもいい加減にしろ、と言われそうですが、やはり未来は世界的オーボエ奏者と思いたい。。(爆)

Albrecht_Philharmonie2_min.jpg

関連タグ : オーボエ, 黒木,

コメント
この記事へのコメント
ってことは無いと思いますが。。

moco♪さん、私が長々うまく言えなかった頃をさらっとまとめて頂きありがとうございます!

そう、バロック楽器だからバッハに合うんですよね。
協奏曲なども元もとはヴァイオリンなのかチェンバロか、オーボエのために書かれたのか分からないものもあるようですし。

バッハがお好きなら、マイヤーも一度聞いてみて下さいね!
2006/11/07(火) 15:25 | URL | ろめいんれたす #VWFaYlLU[ 編集]
おー。削ってる。

オーボエはバロック楽器だからね。
バッハはいいデスよ。私も好き。

マイヤーは聴いたことない。今度聴いてみよっと。
2006/11/07(火) 14:36 | URL | moco♪ #-[ 編集]
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