行って来ました、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012 前夜祭♪

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大変ご無沙汰しており、すみません。管理人のろめいんれたすです。
あれから随分放置してしまい、ご覧になっている方も少ないかもしれませんが、例年の音楽祭をきっかけに戻って参りました。

生演奏を聴いたのは本当に久し振りですが、つくづく良いものですね。
読書が好きなのは、いろいろ考えることができるから。
音楽が好きなのは、いろいろ感じることができるから。
そんな感覚を改めて思い出しました。

昨年は震災などもあり、体調のことや、家のこと、仕事のことなどに集中するため、敢えて引きこもっていた部分もありますが、やはりストレスは溜まっていたようで。音の力に鈍っていた感覚が呼び覚まされた気がします。

東京でのラ・フォル・ジュルネは8年目の開催ということですが、偶然みつけた初回に、夢中で楽しんだ感動が蘇りました。あまりいろいろ考えずに音楽を楽しめる時間を過ごせるこの音楽祭を日本で聴けることはなんという幸運でしょう。

いつもの様に、深い洞察など全くない、「聴いてきました」報告ですが、宜しければつづきからどうぞ。

IMG_4068.jpg
例年5月のGWは、旅行に行くかどうかより、音楽祭に行けるかどうかで気をもみます。今年は早々と遠くへはでかけないと決めていましたが、他の予定もありあまり沢山聴くことは出来ませんでしたが、前夜祭チケットが取れて一足早く音楽祭気分を楽しむことができました。

連休の中日は職場の人口密度も低いですが、管理人はカレンダー通りに仕事を終え、土砂降りの雨の中国際フォーラムに向かいました。大好きなパン屋さん、VIRONでクルミパン(コンプレ・ノア・デュミ)をゲットして、少々お腹を満たしてから自分の席へGO。2階席、前方のど真ん中という席でラッキーでした。

ラ・フォル・ジュルネ2012のテーマはサクル・リュス(聖なるロシア)ということで、ポスターには蒸気機関車で東京駅に到着した作曲家達(笑)のイラストが使われています。前夜祭のプログラムは4組の奏者による3人の作曲家のガラということでわくわくしながら開演を待ちました。

東京都交響楽団、小泉和裕の演奏は「白鳥の湖」から始まりました。一曲目からオーボエの音色が響き、管理人はのっけから胸きゅん。やっぱりオーボエの音って良いな~とうっとりしたり、何かの間違いで踊ることになった、「四羽の白鳥」で両足が攣りそうになったことを思い出しているうちに白鳥の3曲は終了。続いて、きらきらした音で「くるみ割り人形」が始まりました。行進曲で勢い良く始まり、華やかな「花のワルツ」で盛り上がって終わりました。

次は姉妹による四手の連弾で「ペトルーシュカ」と「春の祭典」の抜粋。ストラビンスキー自身がピアノソロバージョンを弾けないほど難しいこの曲は、のだめがマラドーナコンクールで失敗した曲でもありました。(高熱による準備不足と今日の料理とごっちゃになり敗北)もともとバレエ用のオーケストラ作品の前に作曲したのが4手バージョンとのことですが、交差する4本の腕を見ると、更に難しそうに見えます。不安を煽るような操り人形の危うい旋律に心を動かされながらも聞き入りました。ハルサイでは高音と低音の並びが入れ替わり、最も凄惨なはずの「生け贄の儀式」をモダンなリズムで聴かせます。管理人は詳しいことは分かりませんが、高度に数学的な曲なんだろうと思いながら、唖然としながらスクリーンで映された手先に魅入っていました。変拍子の組み合わせを二人で一つの楽器の上で演奏するなんて、一種のアクロバット技なのに、易々と弾いているように見える二人。いろんな意味で凄かったです。

続いてパリ室内管弦楽団で、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」。アメリカ人の指揮者ジョセフ・スヴェンセンが指揮棒無しで、両手で弧を描きながら、身体全体を使って音を引き出しているのが印象的でした。

最後は小曽根真のショスタコーヴィチのピアノコンチェルト第一番。もう一人のソリストとして、トランペットのジャン=ミシェル・リクブール。ピアノの後ろにトランペットが座っている、という初めて見る構成に驚きました。暴れるピアノにトランペットがユーモアを効かせたり、オケとの掛け合いで不思議なテンポの変化やら、盛りだくさんで現代的な曲でしたが、決してジャズに流れる訳でも無く、「クラシック」として弾けるオゾネさんはスゴイと思いました。これが最初のピアノ協奏曲とは、変な作曲家だと感じただけで、プログラムとして成功したのかもしれません。ロシアーンって、堅いイメージもあるけど、変わっていて面白いことも思い出しました。この曲をライブで聴けて良かったと思います。

司会の小林和夫さんはやや焦り気味ではありましたが、なんとか「ロシア」なテーマを伝えようと頑張っている様子が「クラシックは素人」代表な印象で微笑ましかったです。ナビゲーターのルネ・マルタンさんは、時間を気にせずに音楽祭の魅力を自分の言葉で伝えてくれ、ラ・フォル・ジュルネの魅力が良く分かった気がします。今年も楽しみな音楽祭です。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012 前夜祭
日時 2012年5月2日(水)
18:00開場 19:00開演 東京国際フォーラム ホールA
ナビゲーション ルネ・マルタン(LFJアーティスティック・ディレクター)
司会 小林和男(LFJアンバサダー)

プログラム
◎東京都交響楽団/小泉和裕(指揮)
チャイコフスキー:
バレエ組曲「白鳥の湖」 op. 20a より 情景、四羽の白鳥の踊り、チャルダッシュ
チャイコフスキー:
バレエ組曲「くるみ割り人形」より 行進曲、トレパック、葦笛の踊り、花のワルツ

◎リディヤ・ビジャーク(ピアノ)、サンヤ・ビジャーク(ピアノ)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ より 第1場 謝肉祭の市場
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ より 第2場 ペトルーシュカの部屋
ストラヴィンスキー:春の祭典 より 第2部 生贄の儀式(4手ピアノ版)

◎パリ室内管弦楽団/ジョセフ・スヴェンセン(指揮)
チャイコフスキー:エレジー(弦楽セレナードハ長調 op.48より第3楽章)

◎小曽根真(ピアノ)
◎ジャン=ミシェル・リクブール(トランペット)
◎パリ室内管弦楽団/ジョセフ・スヴェンセン(指揮)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op. 35 より 最終楽章

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2012/05/08(火) |
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